シリーズでお送リしてきました「労働時間管理を考える」は今回で最後になります。そこで、いままでのまとめをしておきたいと思います。 |
|
|
などが挙げられると思います。
とくに、認識していただきたいのは、 半年以内のどこかの月に、月70時間の時間外労働があり、その方が自宅等で倒れたと きには会社に責任がある可能性が高いということです。要するに、時間外労働を月70
時間未満にするというのはマストの要件ということになります。
そして、最後に指摘しておきたいのは、成果主義と長時間労働の関係です。
成果主義とは、簡単に言えば、成果が出た人に対しては報酬を与えるが、成果が出なか った人は給与が上がらないという制度です。 |
|
|
この成果主義がきちんと運用きれていないように思われます。具体的には評価者が
きちんと評価できない等の問題が問われています。
しかし、私は別の点で成果主義がきちんと運用できていないと思います。そもそも成果主義は成果が上からない人には給与でペナルティーを与えるということですが、逆に言えば給与でペナルティーを受ければそのことは清算できるということです。しかし、実際の運用では、成果が上がらないこと自体を許さないという運用がされているのではないでしょうか。そうなると、成果か上がらない人は、成果が上がるまで頑張らなくてはならず、強いては労働時間の長さで解決していくしかなくなってくるのではないでしょうか。
この点、企業経営の競争激化のなか企業側も大変かと思いますが、成果主義の考えを取り入れていくのであれば、適材適所の配置を考えることが重要であり、このことが労働時間の適正化につながることと思います。
|
|
先日、脳ドックというものを受けてきました。手の痺れが感じられ、最近は検診にも行っていなかったので、きちんと調べてもらおうと思い受けた結果、なんと脳梗塞の可能性もあると言われ再検査となってしまいました。再検査の結果異常はなく安心しているところです。私が受けたのは東邦大学病院で私の受けた検査がMRI検査です。
この病院では、私のMRI画像を教授を含めた複数の先生で見てくださったようで、さらに私への説明も1時間かけてくれました。みなさんも心配点があれば検診を受けて不安を取り除くことをおすすめします。 |
|