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職場のメンタルヘルス Part.2
社長や管理職が配慮したいこと
管理職の方(会社の規模や組織によっては直接社長、以下リーダー)は、日頃部下(社員)と接しともに仕事をしているので、部下(社員)の状況をよく知る立場にあります。そのため、自分のところの部下(社員)が心と体の健康を損なわないように配慮することはリーダーの大切な仕事の一部と言えます。
今回は、日頃の部下(社員)との会話およびうつ病になり休職した方の復職時に心がけることについてお話しいたします。
部下(社員)の話をよく聴きましょう!
部下(社員)の話を聞くときに心がけていることはありますか。良い聴き方をすれば相手の心の健康度は良くなり、悪い聴き方をすると相手の健康度は悪くなります。
自分の意見や命令・アドバイスを一方的に伝えてはいませんか。それでは相手の気持ちはますます落ち込むか反発を招くことになりかねません。部下(社員)な話しを良く聴くために3つのポイントをこころがけましょう。
1.関心を抱く
  積極的に関心を抱いていることが相手に伝わるように話す。
例:「元気なさそうだね。体調が悪いの?それとの何かあったの?」
2.共感的に理解する
  相手に共感し、理解しようとしていることが伝わるように話す。
例:「どんなことがあったの?その問題は一緒に考えよう。だいぶ堪えているようだね。」
3.あるがまま受け止める
  相手の気持ちをあるがまま肯定的に受けとめ、その姿勢が相手に伝わるように話す。
例:「そうだね。君はそう感じているんだね。」
うつ病の部下(社員)を復職させるために
リーダーは実際にうつ病の治療を受けた部下(社員)が従来と同様仕事ができるような態勢作りについて配慮する必要があります。
1.主治医の意見を確かめる 4.通院しやすい環境をつくる
2.復職直後は仕事を軽減する 5.再発について十分注意する
3.気長に心身の回復を待ってあげる  
「社員の健康は、個人にとっても企業にとっても財産」健康はもちろん個々人で管理し守るものですが、企業としてもそれをサポートし健康な職場作りをめざしたいものです。
■リーダーが日頃から配慮したいこと
○部下(社員)の仕事の分担 ○個人の能力と仕事の量・質とのバランス
○部下(社員)の適正配置 ○やる気のでる職場環境づくり

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