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改正男女雇用機会均等法のポイント

平成19年4月より、改正男女雇用機会均等法がスタートしました。これまでは、男性と女性の職場での格差を解消するため、女性への差別を禁止することが均等法の大きな目的でしたが、今後は女性だけでなく、男性に対する差別も禁止されます。例えば、セクシュアルハラスメントの対象に男性も含まれることになるなど、どちらか一方の性だけが優遇されることのない、真の意味での均等法になったのです。
このように今回の改正で法律の性格が大きく変わることとなった均等法ですが、主なポイントを把握し、御社での運用が適切に行われているか、今一度チェックをしてみてください。

性別による差別禁止の範囲の拡大
  • 募集又は採用にあたり、その対象から男女のいずれかを排除すること
  • 降格、職種変更、雇用形態の変更、退職勧奨、雇止めについて性別を理由として差別すること
妊娠・出産等を理由とする不利益な取扱いの禁止
  • 母性健康管理措置、母性保護措置を求めた又は受けた場合や、妊娠又は出産による能率低下や労働不能が生じた場合に、解雇など不利益な取扱いを行うこと
   
性別による差別禁止の範囲の拡大
  • 募集又は採用、昇進において、合理的な理由なく、女性又は男性の一方が満たしにくい要件を課すこと(禁止される措置は以下の3つですが、業務遂行上必要があればこの限りではありません)
    1. 募集又は採用にあたり、労働者の身長、体重又は体力を要件とすること
    2. 総合職の募集又は採用にあたり、転居を伴う転勤に応じることができることを要件とすること
    3. 昇進にあたり、転勤の経験があることを要件とすること
 
セクシュアルハラスメント対策
  • 男性に対するセクシュアルハラスメントも対象に
  • セクハラ防止措置が義務づけられ、措置義務違反の罰則として、企業名公表や過料(20万円以下)が課せられた

就業規則などの見直し、改訂などのご要望がありました
ら、お気軽に当法人までお問合せくださいますよう、
宜しくお願い致します。

(丸山)

 

従業員と自分のための健康管理

ピラティス

先日、歩道を自分としては軽快に走っていたところ、ちょっとした段差に躓きしっかり転んでしまいました。ちょっと躓くことはあっても、膝に大きな傷を2箇所つくり、洋服も少し破けるまで派手に転んだのは何十年ぶり?で、運動不足のせいか年のせいか、どちらにしても何かしないと・・・と思っていたところ、今回、健康管理の体験をすることになり、「ピラティス」を行ってきました。
ピラティスとは、1920年代にドイツ人ジョセフ・ピラティス氏によって、リハビリの一環として考案されたトレーニングです。ジョセフ・ピラティス氏は、子供の頃病弱だった自分の体を克服するために数多くのスポーツや身体運動を学び、その甲斐あって青年期にはスキーやボディビルディングや体操などの種目においてかなりのレベルに達するまでの立派な体になっていたそうです。
第一次世界大戦中、彼は兵士たちの看護に従事し

その際、起き上がることのできない患者がベッドで横になっていてもできるリハビリ法を考え、運動生理学やヨガなど様々なトレーニングを融合して、ピラティス・エクササイズの原型を考案したのです。
ピラティス・エクササイズは、「呼吸」を意識しながら、身体に負担をかけないで、身体の軸となる内側の筋力を鍛えて、筋力を正しく使う技術を身体で覚えさせ、悪い癖で身についた姿勢や歪みを治し、正しい姿勢・位置に安定させていくためのエクササイズです。理学的な観点からプログラムされていて、病気や怪我の予防にも効果的です。その他、柔軟性の向上・筋肉状態の改善・ストレスの軽減・美容・免疫力の増加・体力の向上・脂肪の燃焼・循環機能の改善等にも有効といわれています。また、もともと病院のベッドの上でもできるようにと考案されたエクササイズなので、動きもゆったりとしていて、運動が苦手な人や高齢者でも取り入れやすいものとなっています。
ヨガとピラティスは同じようなものと認識されている方も多いようですが、大きな違いは、呼吸法で、ヨガは「腹式呼吸」、ピラティスは「胸式呼吸」です。A-CORE 代官山スタジオまた、ヨガは静止(ポーズ)をとりますが、ピラティスは常に体を動かしているところも特徴の一つです。
今回は、「A・CORE 代官山スタジオ」にて、体験してきました。


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