「確定拠出年金制度」とは?
適格退職年金からの移行先の選択肢の一つとして挙げられるのが確定拠出年金です。 確定拠出年金には企業が掛金を支払う「企業型」と個人が掛金を支払う「個人型」があります。ここでは適格退職年金の移行先のお話ですので、「企業型」の説明をしていきます。 「企業型」には2つのタイプがあり、ともに実施主体は企業で、単独でも他の企業との共同でも実施できます。実施対象者は60歳未満の企業の社員(第2号被保険者)。制度の内容や拠出額などを定めた確定拠出年金制度の規約は労使合意のもとで策定されます。拠出は企業が行い、社員がそれに上乗せして拠出することはできません。 簡単に言うと、毎月企業が退職金規程(確定拠出年金の企業型年金規約)にあらかじめ定めれた掛金額を、各社員の確定拠出年金口座に掛金として拠出し、社員は企業から拠出されたお金を元本として自分の好きな商品を運用し、60歳になったとき受給するというものです。
確定拠出年金(企業型)のしくみは?
確定拠出年金制度上には、企業・社員のほか運営管理機関・資産管理機関という2つの 機能が登場しそれぞれの役割を担っています。 運用商品の情報提供や個人の記録を管理する運営管理機関(制度の幹事役のようなもの)と、拠出された掛金を確定拠出年金の年金資産として、企業から分離・管理を行う資産管理機関(掛金を管理する金庫番のようなもの)が企業の選任で設けられます。運営管理機関への委託業務については一部または全部を企業で行うことができます。 しくみは図の通りです。
確定拠出年金のメリット・デメリット?
会社と社員のメリット・デメリットは次の表の通りです。
(菅原)
先日、大学の同級生の披露宴に出席しました。この年になると、こういったところへ出席する機会もずいぶん減りました。お色直しで新郎新婦が不在のときに、いつものようにスライドが上映されました。が、このスライド少し変わっていて出席者全員とのそれぞれの思い出写真が氏名とともに紹介されたのです。初めて見て感銘を受けたのは私だけではなかったようです。
「トライリンガル」という言葉をご存知ですか?「バイリンガル」が2ヶ国語、「トライリンガル」は3ヶ国語を話せる人ということです。英語だけでもお手上げなのに、3ヶ国語を扱えるなんて夢のようです。しかし、そんな夢のような話が、ただCDを聞くだけで実現できるとしたら? こんな売り文句についつい誘われて、思わずCDを購入してしまいました。通勤途中に聞いていますが、効果はまだまだあらわれません。やはり、「学問に王道なし」ということでしょうか。
(丸山)
川口社会保険労務士事務所エスキューブコンサルティング株式会社 平成19年5月1日発行
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