■裁判員の選任方法
■裁判に要する期間
裁判員裁判では裁判を始まる前に検察官、弁護士及び裁判所が公判前整理手続を実施して争点や証拠を絞込み、審理もほぼ毎日行うことが予定されています。よって1日5~6時間、3~5日程度と見込まれています。
■裁判員に対する補償、旅費、日当等の支払い等
裁判員、裁判補充員及び召喚に応じて出頭した裁判員候補者の対しては、旅費、日当及び宿泊料が支給されます。また裁判員等がその職務に関して負傷等をした場合には補償されることになっています。
日当の額は、裁判員候補者は1日あたり8,000円以内、裁判員及び補充裁判員は1日あたり1万円以内の金額で裁判所が決めます。
*1 補充裁判員・・・審理に立ち会い、審理中に合議体の裁判員が欠けた場合に、裁判員に代わって合議体の加わる人
*2 裁判員候補者・・・はじめに有権者の中から選ばれる、向こう1年間の間に裁判員に選ばれる可能性のある人
次回は、制度実施まで1年を切り企業としてどう対応していくのかを解説致します。
続く
(菅原)
(青木)
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