IPO(Initial Public Offering 新規株式公開)をするために株式公開準備企業は厳正な審査をクリアしなければなりません。審査事項の中には、必ず経営管理体制の整備とその適切な運用があります。IPO労務診断では、経営管理体制の骨格となる組織、職務権限などの制度確立と体系的な規程類の整備を基礎として、運用上の核となる人事制度、人事労務関係の規程、協定、法定帳簿などの整備を行います。
最近では残業代の未払いや労働時間の適正な管理運用および管理監督者の範囲などについての労務コンプライアンスに注目が集まっています。労働基準監督署からの是正勧告や労働者との個別労使紛争などのリスクを軽減するためにも事前に適正な制度構築の提案や運用指導を行います。