皆様、新年あけましておめでとうございます。
昨年は、東日本大震災という国難に見舞われて以降、私自身、社会保険労務士という仕事に携わる者として、弊社の経営者として、日本人として何ができるのかを悩み考えた年でした。
結論としましては、偶然にも今回は被災することもなく日常生活をおくることができる我々一人一人が、生きて働けることに感謝し、今できる仕事を今まで以上に元気に明るく真剣に行うこと。それが被災地の復旧・復興に繋がり、日本を再生する力になるとごく当たり前の事実に思い至りました。
そして今年もこの思いを忘れることなく、より一層強い思いで、私個人も弊社一同も、日々の業務に取り組んで参る所存です。
我々社会保険労務士は、人事・労務分野の専門家として、社会における役割を担っております。逆に言えば、それ以外の分野で社会のお役に立てることはございません。
私どもにご依頼いただきましたお客様が、より強く良い企業・団体にご発展されることを、人事・労務分野でご支援させていただくことが我々の使命です。
そこで私ども川口社会保険労務士法人では、ご提供するサービスの質を向上させ、サービスメニューを充実させるため、今年は「専門性の向上」「多数精鋭」「チーム力の強化」をテーマに事務所体制の構築をすすめて参ります。そのため、社会保険労務士有資格者の積極的採用と育成・専門スタッフの能力向上をすすめ、お客様にご安心してお任せいただけるチームサポート体制を整備いたして参ります。
とは言え、お客様方にとりましてはまだまだ未熟な点・ご不満な点が多々あろうかと存じます。どうぞお気付きの点やご要望等がございましたら、ご遠慮なくご指摘いただきますよう、お願い申し上げます。
毎号弊社のメンバーで企画を出し記事をそれぞれ分担しながら奇数月の1日に皆様方にお届けして参りましたこのKAWA-RA版も、おかげさまで発行10年目迎えることができました。「あの記事が参考になりました」とか「他にはない企画で面白かった」等のお声を励みに、今年も皆様の企業経営にお役に立つ人事・労務情報を、タイムリーにわかりやすくご提供して参ります。また、今年は定期号に加えて臨時号の発行にも積極的に取り組み、情報発信力を高めていきたいと考えておりますので、どうぞご期待下さい。
最後になりましたが、皆様のご健勝と事業のさらなるご発展を祈念致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
代表社員 菅原 由紀
従業員を採用するにあたり、中小企業の場合は、1次面接から経営者ご自身が面接官である会社の方が圧倒的に多いのが現実です。
大切な従業員を採用するとはいえ、応募者全員と応対することは、多忙な経営者は難しいですし、場合によっては効率的ではありません。そこで、まず書類選考を1次選考とすることが多いと思います。
この1次面接である書類選考では、履歴書をどう見るかが重要となってきます。
以下、履歴書の見方のポイントを挙げてみました。