新年のごあいさつ
皆様、新年あけましておめでとうございます。
昨年は皆様には大変お世話になりました。
ここに改めてお礼申し上げます。
さて、昨年の通常国会では、労働者派遣法、労働契約法（有期労働契約法制）、高年齢者雇用安定法の改正が相次いで成立しました。改正労働契約法の平成24年8月10日一部施行をかわきりに、10月1日には改正派遣法が施行、改正高年齢者雇用安定法と改正労働契約法が本年4月に施行されます。
また、パートタイム労働法の改正も検討されており、企業の非正規雇用は大きな節目を迎えているといえます。各お客様の実態に応じ、今後の非正社員や高齢者の活用はどうあるべきか検討し、対応が迫られている年であると考えております。
私ども川口社会保険労務士法人では、ご提供するサービスの質を向上させ、サービスメニューを充実させるため、今年も引き続き「専門性の向上」「チーム力の強化」をテーマに事務所体制の構築をすすめていくことに加え、今年はお客様にとって「顔の見える社労士事務所」として行動して参ります。
日頃は、主にお電話や郵送またはメール等で対応させていただいておりますお客様につきましても、できるだけ担当者がご訪問させていただきます。そこでお話をお伺いしたり、お客様先の雰囲気を感じさせていただくことによって、お客様とより密度の濃い関係を築き、お客様の抱えている問題について、弊社の担当者がお客様の立場に立って考え、共に悩み、そして人事・労務分野のプロとしてのお客様にとってより具体的個別的に適切なアドバイスをさせていただきます。
もちろん、私どもにはまだまだ未熟な点・お客様にとりましてご不満な点が多々あろうかと存じます。どうぞお気付きの点やご要望等がございましたら、ご遠慮なくご指摘いただきますよう、お願い申し上げます。 毎号弊社のメンバーで企画を出しあい、記事をそれぞれ分担しながら奇数月の1日に皆様方にお届けして参りましたこのKAWA－RA版も、おかげさまで発行１１年目となりました。 今年も頻繁に改正される労働関連の各法令に関する情報はもちろん、労務対策として注目しておきたい裁判判例や社員のモチベーション、人材育成・開発などの労務管理に役立つ情報を、タイムリーにわかりやすくご提供して参ります。
また、必要によっては緊急的なレポートをご用意するなど、お客様へ情報を発信し続けて参ります。
最後になりましたが、皆様のご健勝と事業のさらなるご発展を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
代表社員 菅原 由紀
