早いもので年度末となりました。
人事考課・年度更新・新年度準備等々で、ちょっと役立つExcel技を紹介します。複数のデータから必要なデータのみを拾い上げる事が出来たら便利だと考えた事はございませんか。Excelの<VlookUp>という機能を使用し社員番号から社員名簿の氏名を拾い上げる例を挙げご案内します。
①社員氏名を拾い上げたいセルを選択する。(下記図①参照)
②<fx>を押下すると③のダイアログ画面が表示されます。
③ポップアップ画面で【vlookup】を検索し、選択して<OK>を押下して下さい。
④<関数の引数>というダイアログが表示されます。
Ⅰ:氏名を拾い上げる為の<検索値>を指定。値が動かないように併せて<F4>押下。
Ⅱ:検索する社員名簿の範囲を指定。値が動かないように併せて<F4>押下。
Ⅲ:Ⅱで指定した範囲の拾い上げたい行数を入力。
Ⅳ:<0>を入力※完全一致した値を拾い上げたい場合は<0>を入力して下さい。
Ⅰ~Ⅳの入力が完了したら<OK>押下して下さい。
社員番号から拾い上げた<氏名>が表示されます。
⑤計算式の投入が完了したセルの右下にマウスを置くと<+>が表示されます。
<+>表示されている状態でドラッグして頂くと、その範囲で同じ関数が入力されます。
今回は説明の為に同じシート内にある名簿で説明しましたが、冒頭に書いた通り、社員名簿は別のシートにあっても同様に値を拾い上げる事が出来ます。(※同じファイル内に限りますので、シートを分ける際は他のシートに名簿を貼付て下さい)他の活用方法が大いにあるVLOOKUPですので、是非色々な機会にご活用下さい。