新年、あけましておめでとうございます。
本紙でもご紹介させていただいておりますが、昨年より、厚生労働省が「非ブラック企業」の認定をはじめ、経済産業省が「ホワイト企業」の認定をはじめるなど、いわゆる「ブラック企業」に関する話題が、昨年はずいぶん取り上げられました。
簡単にいうと、「非ブラック企業」とは、待遇はひどくありませんという企業になります。「ホワイト企業」とは、従業員の待遇をよりよいものにしていこうとしている企業ということになります。
私は、「非ブラック企業」という認定に少し違和感がございます。何か「ブラック企業」といわれないために一定のことを守っているよというようにアピールしていると感じられるからです。つまり、守りに入っているなと感じています。
私どものお客様について、私が感じることは、失礼かとは思いますが、まだ追いついていない部分があるという意味で「ブラック企業」の部分はあるにしても、みなさん自社の社員のことを考えている「ホワイト企業」ではないかと思っています。
今年一年、私どもは皆様に対し、「非ブラック企業」化を支援するというより、一方的に「ブラック企業」といわれないように支援し、各企業の実体にあった「ホワイト企業」として進んでいっていただけるよう努力していきたいと思っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。