

先日、ろう弁護士・若林亮さんを紹介する番組を拝見した。自分の仕事を専門職と若林さんは番組で紹介している。専門職という言葉に、少し違和感を覚えた。専門職をネットで調べてみると、ウィキペディアでは、「専門性を必要とする職のことである」とされ、ブリタニカ国際大百科事典では、「長期の教育訓練を通じて習得される高度の専門的知識・経験を必要とする職位,ないしはそのような職位を担当する人」とされている。
この番組の中で、若林さんの手話通訳者として遠藤友侑子という方が一緒に仕事をされていました。
若林さんが電話で依頼者から相談を受けるときに、遠藤さんが間に入って手話通訳する。遠藤さんは、若林さんに依頼者の話し(感情)を伝えるため、体を使って通訳するという。時には、わざとわかりにくく手話通訳することもあるという。それは、依頼者の心のうちを表現してのこと。
あらためて、専門職(仕事)とはなにかということを考えされられました。
この記事を書いている時点では第97回全国高等学校野球選手権大会は2回戦が始まり、連日熱い試合が行われています。今大会の参加校は約3,800校で2012年より4,000校を下回っています。ちなみに私が高校3年生の時の参加校は4,098校。20年で200校ほど参加校数も減っており、少子化が確実に進行していることがよくわかります。地域別で見てみると、1位、2位は代表校2校が選ばれる北海道で293校、続く東京267校、代表校が1校では愛知県の189校、神奈川県が186校と続きます。一番少ないのが鳥取県の25校。都道府県別の格差もこの大会から感じとることができます。