行政刷新会議の事業仕分けのなかで、科学技術に対する削減に疑問の声が投げかけられた。特に、世界最速のコンピュータ開発の必要性については、蓮舫議員が、「なぜ世界で2番ではだめなのか?」という投げかけが取りざたされた。果たして、世界で2番とは目標足りえるのであろうか?大多数に勝ち、さらに1人にだけに負けるというのは、至難の業である。よって、2番になるという目標は成り立ち得ない。しかし、世界最速のコンピュータ開発は目標となりえても、それを国が音頭をとって行うべきことなのかという疑問は別にある。
今までコンピュータが存在しない場合には、国の施策として積極的な国の音頭とりも必要であったかもしれない。しかし、すでにコンピュータは存在し、それを改善して早くすることは、各企業の努力の範囲ともいえる。確かに、早くすることを模索する上で、超えなければならない革新的な技術の開発が必要になることもありえる。
しかし、何かの発見があるかもしれないからといって国が音頭を取って開発を行うべきことであるかは疑問が残る。むしろ、民間がこの点の解決に支援を受けたいと最終的に考えた場合に、国が援助すべきではないか。国からのトップダウンによる技術開発にはもう限界に来ているのではないかと思う。この点は企業の経営にも参考になるのではないだろうか。
通勤時間の長い私、時間を有効活用するために、音楽ツールは欠かせません。長年愛用しているiPodminiの中には、大好きな曲がたくさん入っています。中でも変わり種は、労働法の目的条文・・・。もちろん、条文なんてCD屋さんに売っている訳もないので、頑張って自分で吹き込みました。パソコンを使った録音初心者の私が奮闘した力作ですが、いざ聞いてみると、遠くで愛犬が吠えたり、近所の小学校の下校の音楽が流れたり、主人の微妙な音程の鼻歌が聞こえてきたり…。目をつぶって聞いていると、何だか家の中でくつろいでいる気分になっちゃいます。お陰で、堅くて難しい法律用語も親しみやすく感じています。
近いうちに、もっと上手く録り直したいと思っていますが、時々聞こえてくる思わぬ脇役たちも、捨てがたいような気持ちでいます。