私は、年末に福島までスキーに行ってきました。父が東北出身ということもあり、以前は、福島によく旅行にいっていました。しかし、原子力発電所の事故以降、子供がいる私としては心配で、福島への旅行には抵抗がありました。最近、福島県商工連合会が首都圏の一般消費者に対して行った意識調査でも、福島県産食品などを「買わない」と答えた消費者は30.2%で、「買う機会がない」と答えた消費者を合わせると52%だったそうです。
今回、急に出かけることとなり、年末にちょうど良い宿が取れたのが福島だったということで、震災以降初めて福島に行くことになりました。
宿では、福島産のお米で炊いたご飯やそば、野菜などを食べ、水も飲みました。また、帰りの新幹線を待っている間も、駅構内で食事をしたりしました。新幹線の乗・降車駅は郡山です。新幹線の駅としては、福島第一原発に一番近い駅ということになります。
当たり前ですが、私が以前旅行していたときと様子は全く変わらず、多くの人が行きかい、食事も大変おいしかったです。一度行ってみれば、抵抗が無くなったというのが今の気持ちです。
ただ、食べた物、飲んだ物すべてが、どれだけ放射能に汚染されているのか、いないのかは私などには全くわかりません。目に見えないものは信頼で成り立っているのだとつくづく感じました。私たちの仕事も目に見えない部分が多くございます。その一つ一つがお客様からの信頼で成り立っているのだと、改めて肝に銘じ、取り組まなければと思いました。
先月は、昨年9月に横浜へ引っ越ししてきて、はじめての冬に45年ぶりの記録的な大雪に見舞われました。人生初の雪かきも2週連続してする羽目になり、普段運動不足の身体には丁度よい解消方法になりました。
最近は暖かい日も増えてきて、春の足音が聞こえてくるようです。暖かさにつられて今度は、はじめての春を満喫できるよう散策にでも出て運動不足解消をしていきたいと思います。