今年の2月末に、家族で野沢温泉にスキーに行きました。もう、15年ぶりの野沢温泉なので、スキーブームも去り、だいぶさびれているかと思っていました。私は車を所有していないので、野沢温泉に行くには電車利用となります。長野まで新幹線で行き、その後ローカル線に乗り換え、最寄り駅である戸狩・野沢温泉駅まで行きます。そこからは、バスかタクシーになります。
午前中、仕事をしてから行った関係で、このローカル線には最終電車となってしまいました。どうせすいているだろうと思っていたところ、なんと満員。通勤電車なみに1時間以上立って乗るありさまです。乗客を見渡すと、外国人ばかり。戸狩・野沢温泉駅に着くと、みんなタクシーを求め都会の最終電車の終点の駅のようになっているではありませんか。私たちは幸い、予約した宿から、遅い電車ならタクシーは予約したほうがいいとアドバイスを受けていたので、タクシーに乗れましたが、そのタクシーにさえ、外国人の方が乗せろ、乗せられないでもめている有様です。
タクシーの運転手さんに聞くと、野沢温泉の宿や食堂が外国人の方の所有になりつつあり、外国人観光客が増えていてにぎわっているとのこと。なんでも、タクシーもワンボックス型が人気で、成田空港や、関空、中部国際空港などまで、乗り合いで外国人の方を送迎することが多いそうです。
昔ながらの野沢温泉を期待していた私としては少し寂しさもありました。北陸新幹線もでき、この人の流れも、また、変わっていくのかもしれません。
今回の原稿を書いている時に広島空港でのアシアナ機着陸失敗のニュースがありました。3月24日にはフランスアルプスでのジャーマンウィングス機墜落事故もあり、飛行機事故が続いています。実はこのジャーマンウィングス機には日本のサッカー関係者が予約しており搭乗する予定だったのですが、急遽スケジュール変更にてキャンセルしたため惨事を免れたそうで、聞いて背筋の凍る思いがします。サッカーと飛行機事故は意外と関連が深く1958年2月6日には『ミュンヘンの悲劇』と語り継がれる、以前香川真司の所属していたマンチェスターユナイテッドの選手8名が亡くなった事故もありました。
義理の両親の住む大阪や3月14日に北陸新幹線も開業したので、当分は新幹線移動がメインになりそうです。